2010年10月26日火曜日

「今年のシェフ」、「今年のソムリエ」2010


料理業界の雑誌Le Chef の主催で、毎年シェフたちが自ら投票して、その一年を代表するのに最もふさわしいシェフを選ぶ「今年のシェフ」。
6,000名あまりのシェフによる投票の結果、2010年の「今年のシェフ」に、ジル・グージョン氏が選ばれた。
グージョン氏は、ペルピニャンから50km程度のところにあるフォンジョンクーズという、住民数わずか137名という小さな村の、オージェルジュ・デュ・ヴュー・ピュイ(L'Auberge du Vieux-Puits)のオーナーシェフ。
1961年生まれで、16歳で料理の世界に飛び込み、各地で経験を積み、1992年にこの店を始めた。1996年にフランス国家最優秀職人章(MOF)を受章。1997年にミシュラン1つ星、2001年に2つ星、そして2010年に3つ星を獲得した。ミシュランが本物と定義した料理は、感動的な味わいが巧みに混ざり合っている。
同時に表彰された、ソムリエたちが自ら選ぶ「今年のソムリエ」には、セルジオ・カルドロン氏が選ばれた。
カルドロン氏はアルゼンチン出身で、20年来、ラギオールのミシュラン三ツ星レストラン、ミシェル・エ・セバスチャン・ブラスのソムリエを務めている。
「今年のパティシエ」には、カミーユ・レセック氏、28歳が選ばれた。
レセック氏は23歳の若さでホテル・ムーリス(パリ)のシェフ・パティシエに抜擢され、14名のスタッフを統率している。
なお「今年のソムリエ」と「今年のパティシエ」はLe Chef誌が事前に選出した8名の中から、ソムリエやパティシエたちが投票する。「今年のシェフ」については事前の選出はなく、シェフたちが自由に投票する。http://www.gaultmillau.be/chef-de-l%E2%80%99ann%C3%A9e-2010-roger-van-damme-het-gebaar

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